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【The Boy Next World 第9話 感想】沙羅の「離さない」に全BL好き撃沈。並行世界の嘘が暴かれる神回【ネタバレあり】

TheBoyNextWorldーJP9
アイキャッチ画像は生成AIで作成しています

#しょまたく W主演: #南雲奨馬#濱屋拓斗 MAME氏原作タイBL「The Boy Next World」日本リメイク版
並行世界から来た沙羅とまだ恋を知らない楓、違う時を生きる二人が紡ぐラブストーリー

本ページにはプロモーションが含まれています。
※本記事はドラマ「The Boy Next World ~並行世界の恋人~」の第9話内容を含みます。ご注意ください!

記憶が戻らない沙羅に気持ちを打ち明け、別れを告げる楓。 その瞬間、別の時空にいる沙羅のもとへ声が届いて…。 二人を見守っていた仁は、大河にある秘密を打ち明けようとする。 会ってほしい人がいると足立に呼び出された楓の前に、再び現れたのは…?

The Boy Next World~並行世界の恋人~ホームページ引用

タイ版最後までみれてないから展開がえっ?

ってなったんだけど・・・

並行世界からきていないの?

じゃぁ記憶が戻ったときのさ、
沙羅の額の傷はどう説明するのだ?

額に傷のある沙羅は並行世界の沙羅じゃなくて
傷のない沙羅が並行世界の沙羅だったってことか・・・

ややこしいわ。

って思いながらみてた。
ってか仁と大河のサブカプがめっちゃいいよね。
最高

ではでわ詳細レビューいってみよう!

目次

The Boy Next World ~並行世界の恋人~ 第9話

楓の告白、そして別れの言葉

南雲奨馬×濱屋拓斗のW主演で贈る日本版BLドラマ「The Boy Next World ~並行世界の恋人~」、第9話の感想・レビュー。

第8話のラストから心がざわついて仕方なかった。あの引きからどう着地するのか、不安半分・期待半分だったけど——結論から言うと、第9話は本作屈指のエモーショナル回。楓が自分の気持ちに決着をつけ、沙羅のもとへ還っていくまでの一連の流れが、ひたすらに美しく、ひたすらに切ない。

冒頭、楓のモノローグから始まる。沙羅を突き放してしまったことへの後悔。自分の本当の気持ちに蓋をしていた自覚。そこから絞り出すようにこぼれるセリフが、

やっと自分の気持ち分かった。
……別世界の楓にも婚約者にも、沙羅先輩を渡したくない

——ここの濱屋拓斗の芝居がとにかく良い。全部が「恋に気づいてしまった人間」のリアルそのもの。BLドラマにおける受けの告白シーンって、作品のクオリティがモロに出るポイントだと思っているんだけど、今作は間違いなく合格点どころか満点に近い。

続けて楓は沙羅に向かってこう告げる。

沙羅先輩を愛してます。本気で愛してます。
それから、さよなら

愛の告白と別れの言葉を同時に吐く、あの矛盾。並行世界という設定が生んだ切なさの極致。「好きだからこそ身を引く」というBLの定番文法を、SF設定でここまで鮮やかに昇華してくるとは思わなかった。

再会と「本物の先輩」の確信——傷跡の有無という伏線回収

そして訪れる再会のシーン。ここで効いてくるのが「頭の傷跡」という伏線。楓は沙羅の額に傷跡があることから、目の前にいるのが並行世界の沙羅ではなく、自分がずっと愛してきた”本物の”沙羅だと気づく。

楓が愛している沙羅先輩は、今ここにいる沙羅先輩だけだって分かった

この一言の重み。並行世界の自分、並行世界の先輩、あらゆる「if」の存在を超えて、「今・ここ・目の前」の相手を選ぶという決断。BLにおける「運命の相手」って、よく赤い糸だの前世の因縁だので語られがちだけど、今作はそうした超越的な運命論をあえてSFで提示しておいて、最終的には「自分の意志で選ぶ」というところに着地させてくる。その構成力に痺れた。

そして沙羅の返答がまた、心臓に悪い。

約束する。楓を置いていかない。楓が嫌だと言っても、俺は離さない

出た。出ましたよ、スパダリ究極の台詞。「嫌だと言っても離さない」——字面だけ見ると強引に映るかもしれない。でも、8話分の沙羅の献身と葛藤を見てきた身としては、このセリフの裏にある覚悟と愛情の深さが分かる。南雲奨馬の低い声で紡がれるこの台詞の破壊力、ちょっと法律で規制したほうがいいレベル。

抱きしめるシーンの南雲奨馬の腕の回し方、包み込むような角度、あの絵面だけで白米三杯いける。しょまたくの身体の相性というか、ハグの収まりの良さというか、「Love in The Air -恋の予感-」から引き続き、この二人のフィジカルケミストリーは日本BLドラマ界でも随一だと改めて実感。

婚約者の襲来——沙羅の愛の守護が際立つ場面

中盤、物語に波乱を投じるのが婚約者の女性の登場。「沙羅を返して」と楓に迫る展開は、正直ベタといえばベタ。しかし、ここでの沙羅の対応が実に王道攻めで気持ちいい。

俺が愛してるのは楓だ。俺たちに関わるな

一切の迷いなし。言い淀みなし。楓の前に立ち、守る姿勢を崩さない。BLドラマにおいて婚約者ポジションのキャラクターは「二人の仲を裂く障壁」として機能するわけだけど、沙羅はそこを力技でねじ伏せるのではなく、自分の気持ちを明確に言葉にすることで退ける。暴力でも策略でもなく、「言葉で守る」という選択。ここに沙羅というキャラクターの誠実さが凝縮されている。

さらに追い打ちをかけるように、

俺は絶対浮気なんかしない。俺は楓が人生で一番大切だから

ああ、はい、ありがとうございます、ごちそうさまです。BL好きの男として言わせてもらうと、攻めキャラの「お前が一番」宣言は何度聞いても心臓に刺さる。しかも相手の前でではなく、脅威となる存在の前で言い切るのがポイント。「世間」に対して愛を宣言する行為の強さ。ここ、何度リピートしたか分からない。

第9話最大の衝撃——「並行世界の嘘」の真実

さて、ここからが第9話の真骨頂。終盤、仁が沙羅に向けて放つ一言。

そろそろ楓に話した方がいいんじゃない?
お前が並行世界から来たんじゃなくて、
本当は高校時代からずっと好きだったって

……いや、待ってくれ。待ってくれ。

つまり何か。沙羅は並行世界から来たわけではなく、「並行世界から来た恋人」という設定を使って楓に近づいた、ということなのか。高校時代からの片想いを成就させるために。

第1話から積み上げてきた「並行世界」というSF的設定の根幹がひっくり返る瞬間。視聴者として、背筋にゾクッとくるような感覚。同時に、沙羅のこれまでの行動——楓への異常なまでの執着、記憶障害という不自然な症状、妙に的確な楓の好みの把握——全てに別の解釈が生まれる。

BL的に読み解くなら、ここに「嘘から始まる恋」の系譜がある。片想いの相手に近づくために虚構の設定を利用する。それは確かに誠実とは言えない。でも、だからこそ切ない。沙羅がどれほど楓を想い、どれほど苦しみ、どれほど自分を偽ってでも隣にいたかったか。その執着と純愛の深さを思うと、物語全体の色が変わる。

タイのオリジナル版(Boss×Noeul主演)ではCirrusとPhukanの関係として描かれていたこのプロットが、日本版で沙羅と楓というキャラクターに再構築されたことで、また違った繊細さが加わっている印象。南雲奨馬の演技の引き出しの多さが、「嘘をついている側の罪悪感」をじわじわと滲ませていて、最終話への期待値が天井知らず。

まとめ——「身代わり」から「唯一無二」へ

第9話を一言で表すなら、「身代わりから唯一無二への昇華」。並行世界の楓、並行世界の沙羅、そんな「代替可能な存在」としてではなく、「今ここにいるあなたが全て」と言い切る二人の強さ。そしてその裏で静かに崩壊し始める「並行世界」という物語の大前提。

最終話がどう着地するのか、楓が真実を知ったときにどんな表情を見せるのか、そして沙羅はどう償い、どう愛を貫くのか——全BL好きが固唾を呑んで見守る展開。

FODで見放題独占配信中、フジテレビでも放送中の本作。まだ追いついていない人は、最終回前に全力で駆け抜けてほしい。後悔はさせない。

つづく

放送情報と配信情報

放送開始日:2026年2月1日(日)19時よりFODにて見放題独占配信

●2月1日(日)19時~ 順次配信(FOD同時配信)

公式SNSもチェック!

主題歌情報

イ版オリジナルでW主演を務めたボス氏ノウル氏それぞれ主題歌を担当。本作のためだけに書き下ろされたオリジナル楽曲。

オープニングテーマ『LUCKY DAY』

アーティスト:Nuttarat Tangwai

エンディングテーマ『君がいた世界で』

アーティスト:Chaikamon Sermsongwittaya

挿入歌『parallel』

アーティスト:荒井麻珠

The Boy Next World 商品情報

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