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『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』第7話感想|「友人じゃない」の破壊力と、好きすぎて離れる攻めの覚悟

親友の「同棲して」に「うん」て言うまで7
アイキャッチ画像は生成AIで作成しています

第15回BLアワード2024でラブコメランキング第5位を受賞した大人気BLコミックスが実写ドラマ化!
「絶対に付き合いたい」vs「絶対に親友でいたい」
親友ゆえに進めなかった二人が「同棲して」に「うん」て言うまでの1ヶ月間を描いた、
じれキュン♡ラブコメディ!吉澤要人(原因は自分にある。)・雨宮翔(GENIC)の2人がドラマ初主演!

本ページにはプロモーションが含まれています。
※本記事はドラマ「親友の「同棲して」に「うん」て言うまで」の第7話内容を含みます。ご注意ください!

湊(吉澤要人)とのお泊り会の翌朝。昨夜のキスを思い出して意識してしまう航(雨宮翔)とは反対に、湊は拍子抜けするほどいつも通りで、その温度差に戸惑いを隠せない。
湊から「やりたいことがある」と告げられ、2人は高校時代からの友人で不動産会社に勤める汐入(中山翔貴)のもとを訪れる。実は湊が、2人で住める部屋の紹介を頼んでいたのだった。予想外の展開に呆気にとられながらも、航は甘い同棲生活をつい思い描いてしまう。しかし、同棲に向けて急速に話を進めようとする湊の姿に、航の心は追いつかない。さらに、自分との関係を「友人じゃない」と言い切りそうになる湊を、思わず制止する。急激な展開に混乱してしまった航だったが、蓋をしていた湊への感情が一気に溢れ出してしまい――。

親友の「同棲して」に「うん」て言うまでホームページ引用

湊はなんか、狙ってるのか?
自然なのか?

キスした翌朝、普通すぎる
いや、わざと普通にしてるのか?

っというかキスだけで終わっちまったのか・・・
湊的にはキスできただけでも前進って感じだよな

だから、物件探しで
友人じゃない
って言ったんだよな。

もぅ恋人で、同棲して、キスしたから

と、いうことでレビューをどうぞ!

目次

第7話 友だちでいようって決意するまで

執着攻め×臆病受の最高潮。第7話「友だちでいようって決意するまで」が情緒をぶっ壊してきた件

読売テレビ・ドラマDiVE枠で放送中のBLドラマ『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』。原作はろじ先生による同名BL漫画で、第15回BLアワード2024ラブコメランキング第5位を受賞した人気作。W主演は吉澤要人(原因は自分にある。)と雨宮翔(GENIC)。

第7話のサブタイトルは「友だちでいようって決意するまで」。いや、タイトルの時点で不穏すぎる。前回ラストのキスの余韻を引きずりながら観始めたら、30分弱で感情がジェットコースター。BL好きの心臓に容赦なく刺してくる回だった。

キスの翌朝、何事もなかったかのようにヨーグルトを食べる湊

冒頭から心拍数が上がる。前夜のキスが夢だったのかと戸惑う航の心の声——

昨日確かにキスしたよな。まさか夢だった?

——が流れる中、当の湊はいつも通りヨーグルトを口に運んでいるだけ。

この温度差がたまらない。攻めが平然を装っているのか、それとも本当にノーダメージなのか。航(そして視聴者)が困惑するあの数秒間、吉澤要人の「何も起きてませんけど?」みたいな無表情の演技が絶妙。BLにおける「キス翌朝の気まずさ」は定番中の定番だけど、湊の場合は気まずさゼロ。その不自然なまでの平常運転が、逆に彼の内心の覚悟を際立たせていた。

「友人じゃない」——第三者の前で関係性を書き換える瞬間

そしてここが第7話最大のハイライトのひとつ。湊が不動産屋の友人・汐入(中山翔貴)を呼んで、二人で住むための物件を見せ始める展開。汐入が「友人同士でも審査通せる可能性が高いよ」と説明した瞬間、湊が迷いなく言い放った一言。

「友人じゃない」

ここ、鳥肌が立った。第三者の前で「友人」というラベルを明確に否定するという行為の重み。航に向けてではなく、外部の人間に対して宣言している点がポイント。つまり湊の中では、航との関係は「親友」でも「友人」でもない何かとして、とっくに定義が書き換わっている。

BLにおいて「関係性の名前を変える」瞬間は常にカタルシスを伴うけれど、今回のそれは格別。相手に告白しているわけでもなく、独り言でもなく、社会的な場面で宣言しているから。攻めの独占欲と覚悟が同時に炸裂した名シーン。

一方で航は完全に置いてけぼり。「なんで勝手に話進めるんだよ」と戸惑いを隠せない。収納やベランピングの提案が「カップル向け」のように進んでいく中で、航だけが現実に追いつけていない構図。この非対称性がたまらない。

航の涙と「置いていかれる」恐怖——受の心理描写が秀逸すぎる

第7話の核心は、航がなぜ「恋人」という関係を拒み続けるのか、その根本が明かされる場面。

3年前、湊がカメラの仕事のために北海道へ行ってしまったこと。親友だった時間が突然途切れた記憶。航が泣きながら吐露するセリフが胸に刺さる。

また離れる。
……そばにいてほしいとか寂しいとか思っちゃって、
そんな自分が大事なだけみたいで嫌なんだよ

そして続く言葉。

今以上のそばにいられなくなりそうで怖いんだよ

ここで航が恐れているのは「恋人になること」そのものではなく、「恋人になった先にある別れ」。親友なら離れても繋がっていられる。でも恋人になってしまったら、終わりが来たとき全部失う。その恐怖が航を「親友」という安全な檻に閉じ込めている。

BLにおける「臆病な受」の心理は王道。でも今回の航の場合、過去に実際に「置いていかれた」経験がベースにあるから説得力が段違い。ただの性格的な臆病さではなく、トラウマに裏打ちされた防衛本能として描かれている点が、脚本の力。

雨宮翔の泣きの演技も素晴らしかった。声を押し殺すでもなく、号泣するでもなく、言葉と一緒に涙がこぼれ落ちていくあの感じ。「泣きたくないのに止められない」という航の心情がそのまま伝わってきた。

じいちゃんとばあちゃんが教えてくれる「一番近い場所」

湊が祖父母のもとを訪れるシーン。ここがまた良い。

祖父が長年、祖母の写真を撮り続けてきたという話。「一番近くて大事な人だよ。ばあちゃんの人生を一番近くで見続けてきたのはじいちゃんだ」という言葉。

この台詞の美しさは、湊のアイデンティティと完全にリンクしている点にある。湊はずっと航を撮ってきた。高校時代から、大学時代から、ずっとファインダー越しに航を見つめてきた。祖父が祖母を撮り続けてきた歴史は、そのまま湊と航の関係性の未来図。

「写真を撮る」という行為が「人生を見守る」という意味に昇華される瞬間。単なるラブストーリーではなく、「誰かの人生の一番近くにいることの尊さ」を描いているからこそ、湊の想いに深みが出る。

湊の心の声——

俺は航が笑っている顔を、ずっとそばで見たい

——がじんわり染みる。攻めの愛がただの恋愛感情を超えて、航の存在そのものへの敬愛になっている。ここまで来ると、湊という攻めキャラの「深い愛の完成形」と言っていい。

次回予告の衝撃——「好きだって思うの止められないから」

そして8話の予告。湊が航に突きつけた言葉。

しばらく会うのやめよう。今ならまだ間に合うと思う。
……航、好きだって思うの止められないから。

好きすぎて離れるという選択。攻めからの最終通告。

ここで湊がやっているのは、単なる「距離を置く」提案ではない。「友達のフリはできない」という宣言であり、同時に航に対して「お前は本当にそれでいいのか?」と問いかけている。突き放すことで、航自身に本当の気持ちを自覚させようとしている。

BLの文法で言えば「あえて引くことで押す」という高等テクニック。執着攻めが執着を手放す瞬間ほど破壊力のある展開はない。ずっと「同棲して」と迫り続けてきた湊が「会うのをやめよう」と言う。その反転の衝撃。

第8話への引きとして完璧。航がこの言葉を受けてどう動くのか。「親友」という名の防壁がいよいよ崩れる瞬間が近づいている予感しかしない。

第7話総括——「親友」という檻が壊れる音が聞こえた回

第7話は、執着攻めの暴走と臆病な受のすれ違いが極限まで描かれた、シリーズ屈指のエモーショナル回。「友人じゃない」の宣言、航の涙、祖父母の愛の形、そして「会うのをやめよう」という8話予告。すべてのピースが噛み合って、二人の関係が「親友」という安全地帯から剥き出しの感情のぶつかり合いへと移行する、物語の大きな転換点。

吉澤要人と雨宮翔の演技力がここにきて本領発揮。特に吉澤要人の「感情を押し殺しながら確実に踏み込んでくる」攻めの芝居と、雨宮翔の「逃げたいのに逃げきれない」受の芝居の対比が見事。ドラマ初主演のW主演とは思えない完成度。

次回第8話は2026年3月2日(月)深夜1時39分放送。放送後はTVerとFODで見逃し配信あり。ここからクライマックスに向けて加速していく展開、見届けずにはいられない。

つづく

放送情報と配信情報

放送開始日:2026年1月12日(月)

読売テレビで毎週月曜日深夜1時29分からスタート

公式SNSもチェック!

主題歌情報

OPENING:原因は自分にある。「NOW」(SDR/Polydor Records)

原因は自分にある。

ENDING:Straight Angeli「オレンジ色の恋空」(Ferment Label)

Straight Angeli

親友の「同棲して」に「うん」て言うまで 商品情報

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