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【スモブル7話ネタバレ感想】「白い嘘」多治見との鎧が剥がれた夜、久慈の前で泣した理由を腐目線で語り尽くす

スモークブルーの雨のち晴れ7
アイキャッチ画像は生成AIで作成しています

累計発行部数は70万部を突破!ボイスコミックYoutube140万回再生超え!
脱サラアラフォー同士のライフとラブを描く“大人ビターなラブストーリー”

本ページにはプロモーションが含まれています。
※本記事はドラマ「スモークブルーの雨のち晴れ第7話の内容を含むんでいます。ご注意ください!

久慈家に別れを告げ、久慈(渋谷謙人)は海外へ。朔太郎(武田航平)は仕事と翻訳学校で忙しく過ごす中で、多治見(佐野和真)の様子が気になっていた。すると、多治見が倒れ救急車で運ばれたと知らされて―。

スモークブルーの雨のち晴れホームページより

多治見先生・・・・
あのため息をして肩を落としたあの瞬間
最悪なシナリオが
想像できてしまったんだ。

高校時代の朔太郎の心の支えになっていた多治見さん
あんな先輩がいて
大人になってからも朔太郎のことを心配してくれていた
そんな先輩がいてくれること自体奇跡なのに・・・

ただ、多治見先生はこのシナリオがはなからわかっていて
朔太郎を塾講師に招いたのかもしれない

なんて勝手に想像してしまうのだ

あーーーめっちゃいい先輩だったなーーー

腐にはいねぇ。。。いたらまた人生変わっていたのかな?
そんなふうにも思う1話でした。

っということでレビューどうぞ!

目次

スモークブルーの雨のち晴れ 第7話 白い嘘

月曜深夜の癒し枠『スモークブルーの雨のち晴れ』、通称スモブル。第7話「白い嘘」、ヤバかった。気づけば正座でテレビ画面を凝視してた件について語らせてほしい。

今回の主役は朔太郎(武田航平)でも久慈(渋谷謙人)でもなく、まさかの多治見康之(佐野和真)。完璧な父・完璧な教師・完璧な大人。その全部を脱ぎ捨てて号泣するまでの30分。BL好きとしては「なんでこんなに濃いんだ」と頭を抱えるエピソードでした。

マドリードからの通話で始まる、不穏な序章

冒頭、画面越しに映る髭面の久慈。マドリードを優雅に旅する翻訳家風情と、東京で塾講師として疲弊する朔太郎。同じ38歳のはずなのに、片や陽光、片や蛍光灯。

朔太郎の

行けるもんなら行きたいけどさ、俺は誰かさんみたいに優雅じゃないもんで

という軽口。表面的にはいつもの軽妙なやり取り。けれど画面の向こうの久慈の目は笑ってない。

久慈の一言、

お前のことは、見れば分かる。

か預けたサボテンの状況聴くという。

これがもうね、ズルい。長年連れ添った夫婦でも到達しないレベルの解像度。Wi-Fi越しに魂を見抜く男、久慈静。BL界で言うところの「運命」がここに凝縮されてるわけです。ふとした表情の朔太郎の「疲れ」を、海の向こうの男だけが察知する構図。腐男子の脳が沸騰する瞬間。

粘土細工のキーホルダーという家族愛

塾のシーン。塾生の武市が、多治見のカバンに揺れるマスコットを「変なの」と評する場面。

多治見の返答が秀逸。

娘たちが幼稚園で作った粘土細工を妻がキーホルダーにしてくれたんだ。
面白いだろ。

誇らしげに、心底嬉しそうに。

ここで視聴者は理解させられる。多治見にとって「家族」は嘘でも演技でもなく、本物の宝物。
そして塾生の武市は多治見への憧れなのか、好意なのか、どこかやるせない表情。
おそらく彼は多治見に対して恋愛感情をいだいているのだ。(詳しくは語られないが)

そして朔太郎は普段とは違う多治見の行動から

なんだが、すごく疲れています?

と指摘されても、

お互い踏ん張り時だ

と笑う多治見。12月を旧暦で「春町月」と呼ぶ、というウンチクを朔太郎に披露する余裕すら見せる人。あったかい春が来るといいよね、なんてセリフ、後から振り返ると胸が締め付けられる伏線。

朔太郎の回想シーン、多治見の「ポーカーフェイス事件」

ここが今回の隠れ名場面。翻訳家の道を歩み始めた朔太郎が、過去を振り返るパート。

高校時代、合コンの誘いから救ってくれた多治見。そして朔太郎が「女に興味がない」とカミングアウトした、あの瞬間の多治見の顔。

俺が女に興味ないって打ち明けた時のあの多治見さんの何とも言えない顔

悪かったって。
あれだよ、ポーカーフェイス保とうと必死だったんだから

不器用で、ま、正直な多治見さんには無理ですよ。

このやり取り、BL好きの心臓に的確に刺さる仕様。否定もせず、安易な「いいじゃん全然平気だよ〜」みたいな軽い肯定もせず、ただ必死に動揺を隠そうとした不器用な男。朔太郎にとって、その「必死さ」こそが救いだったわけです。

ストレートの男が、ゲイのカミングアウトを「ちゃんと受け止めようとして失敗した瞬間」。これほど誠実な反応もないだろう、と。腐男子的には完璧な「兄貴的BL救済」のテンプレ。心の支柱として機能し続ける関係性。尊い。

多治見の入院、そして「白い嘘」というタイトルの意味

物語が急変するのは中盤。多治見、まさかの救急搬送。家族以外面会謝絶という最悪のフラグ。

ここで描かれるのが、タイトル回収。朔太郎は生徒たちに「ただの風邪だ」と嘘をつく。受験を控えた生徒を動揺させないため。ただ、どこか不審に思った武市は初めて自分のお小遣いでお守りを買う。届けたいけれど面会できない。だから朔太郎に託す。朔太郎は受け取りながら、面会の厳しさを知りつつ「ちゃんと渡してくれるって」と嘘をつく。

嘘をついた・・・また。

そして多治見は退院することなく・・・

多治見の葬儀で朔太郎は、

ごめんな、武市。あれは、なんかじゃなくて・・・

小さな嘘で取り繕って、大人のふりをして、本当は俺が楽になりたかっただけなんだ。

それはさ、吾妻。
ホワイト・ライだよ。白い嘘。罪のない嘘のことだよ。

ここね。ここがBL関係なく、人間ドラマとして殴ってくる。優しさが嘘になり、嘘が優しさになる。大人の世界の通貨は「真実」じゃない、ということを朔太郎が引き受けていく過程。

しかも視聴者は知っている。多治見自身が一番、知っていたのかもしれない。
「大丈夫だ」「踏ん張り時だ」「お互い頑張ろう」。全部、白い嘘。

マドリードから飛んで帰ってきた男、久慈静

そして、来ました。スモブル7話最大の爆弾シーン。

仕事も旅も全部投げ捨ててマドリードから帰国した久慈。憔悴しているであろう朔太郎の元へ駆けつける。
尊敬する先輩の葬儀すら一人で抱え込んでいた朔太郎に対する、久慈の渾身の叫び。

俺のためには泣けんのに、なんで自分のためには泣けねえんだよ!
寂しいよ、辛いよって言えよ!

ここで朔太郎、決壊。38歳の男。誰にも見せられなかった顔を、久慈の前でだけ晒す。

立派だって言ってくれたんだ……
多治見さんに教わりたいこと、まだまだたくさんあったのに……

亡くなった先輩への想いを、初めて口に出せた瞬間。誰の前でも「先生」「父さん」「先輩」だった男が、ようやく「俺」に戻れた瞬間。

腐男子的読み解きを許してほしいんですが、このシーン、肉体関係以上に濃い。だって人間が一番無防備になるのって、性的な時じゃなくて、悲しい時なんだと思う。その姿を見せられる相手こそが、本当の意味での「唯一」。久慈は朔太郎にとってその枠の人間。鎧の留め具を外せる、たった一人。

久慈の作った飯を食う、というラストの儀式

泣き止んだ朔太郎が、久慈の作った飯を黙々と食べるラスト。朔太郎の独白がボディブローのように効いてくる。

どんなに悲しくても腹は空いて、泣いて笑って飯食って……
生ある者の日常は続く

愛のセリフでもキスシーンでもない。けれど、これ以上の親密さの描写って存在するのか、と。誰かの作った飯を、無様に泣いた後の身体に流し込む行為。生活の最小単位を共有する関係性。

セクシャルなBLも好きですけど、こういう「魂の同棲」みたいな描き方、本当にやられる。

BL好き男目線の総括

スモブル7話「白い嘘」、表面的にはBLらしいキスもボディタッチもない回。けれど、BLという物語形式の本質を抉ってくる30分。

朔太郎と多治見の関係:受け止めてもらった恩義、心の支柱、報われない純粋さ。 久慈と朔太郎の関係:絶対的理解者、運命の他者、鎧を脱げる相手。

ストレートの男が、ゲイの後輩の前で必死にポーカーフェイスを保とうとした不器用さ。それが朔太郎を一生救い続ける構図。BLは恋愛ジャンルだけど、恋愛じゃない救済の形も描けるという証明。

そして久慈の「俺のためには泣けるのに、自分のためには泣けない」というセリフ。朔太郎が誰のために生きてきて、誰の前でだけ素の自分でいられるのか、その答えが詰まった一言。

つづく

主題歌情報

OPENING 青木陽菜「最大幸福度」

ENDING CROWN HEAD「Black out」

放送・配信情報

視聴情報

読売テレビ・ドラマDiVE枠、2026年4月6日(月)深夜1時29分スタート。
TVerほかで見逃し配信あり。

<サイト・SNS情報>
公式サイト

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スモークブルーの雨のち晴れ 商品情報

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