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脱サラアラフォー同士のライフとラブを描く“大人ビターなラブストーリー”
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※本記事はドラマ「スモークブルーの雨のち晴れ」第3話の内容を含むんでいます。ご注意ください!
ある朝、朔太郎(武田航平)の甥・環(山本龍人)が久慈家を突然訪ねてくる。最近の朔太郎を心配してつけてきたという。環は久慈(渋谷謙人)に不信感を抱きつつも、段々と心をほぐされ、朔太郎のことを語り出す―。
スモークブルーの雨のち晴れホームページより
朔太郎が無職になったわけ
エリートだった彼がなぜ?
色々疲れちゃった
って言う理由がもぅ。。。リアルで
母親の聞くに聞けない息子のセクシャリティに
返せない息子の感情
アラフォーのリアルな事情に
萌える腐
なのでした。。。爆)
っということでレビューどうぞ!
#FOD 独占見放題
— 【公式】FOD(動画も雑誌も見放題) (@fujitvplus) April 20, 2026
ドラマ『#スモークブルーの雨のち晴れ』#FODプレミアム で第3話を配信開始!
W主演 #武田航平 #渋谷謙人
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脱サラアラフォー同士のライフとラブを描く“大人ビターなラブストーリー”
第3話「萌芽」#ドラマスモブル… pic.twitter.com/YiNxGxKcrP
スモークブルーの雨のち晴れ 第3話 萌芽
4月20日深夜に放送された、ドラマDiVE「スモークブルーの雨のち晴れ」第3話「萌芽」。波真田かもめ先生による累計70万部突破の原作BLコミックス(フルールコミックス/KADOKAWA刊)の実写ドラマ版、武田航平×渋谷謙人のW主演で送るアラフォー大人BL。第3話にしてようやく、朔太郎の内面が深く掘り下げられた回だった。
個人的に、今回がここまでの3話で一番グッときた。いや、グッときたなんて生ぬるい。心臓をまさぐられた。比喩じゃなく。
「完璧な朔太郎」という呪い
冒頭で登場する朔太郎の甥・環(山本龍人)。ICExの山本龍人くん、ツンデレ甥っ子としての存在感が抜群だったんだけど、ここで語られるのが「外から見た朔太郎」の姿。
成績は常に1位、奨学金で大学進学、留学経験あり、一流企業のMRとしてバリバリ活躍――環は叔父をそう語る。まだキラキラした目で「マイペースでかっこいい兄ちゃん」として慕っている。
ただ、BL好きの目線で言わせてもらえば、この「完璧な男」の外殻って、むしろ崩壊の前フリ。周囲の期待が高ければ高いほど、その鎧を脱げる相手の存在が際立つわけで。むしろそれが、今は無職の朔太郎にがある所以で。第3話はその辺りも語られる朔太郎回。前回は久慈回だっただけに、ある意味王道の展開。
MRを辞めた理由――降り積もる焦燥の重さ
久慈に対して朔太郎が語る退職の真相。ここが第3話の核心部分。
単純な話、疲れちゃったんだよ
この一言に込められた密度が凄まじい。何か劇的な事件があったわけじゃない。パワハラでもなければ大きなミスでもない。社会に出て、上には上がいると知り、走り続けることに疲弊した。焦りが少しずつ降り積もって、ある日気づいたら限界を超えていた。
36歳〜38歳あたりの男が抱える「自分、このままでいいのか」問題をここまで生々しく言語化してくれるBL作品、なかなかない。大学生カップルがイチャつくBLも楽しいけれど、こういう「人生の踊り場にいる男の弱さ」を丁寧に描く作品は別格。武田航平さんの抑えた演技が、朔太郎の疲労感を見事に体現していた。
父の「優しい嘘」と翻訳者・久慈の存在意義
第3話で最も美しかったシーン。朔太郎の実家で見つかった一冊の絵本『小さな選手アレックス』。幼い朔太郎に読み聞かせをしていた父親が、実は原文の固有名詞や食べ物を、子どもに分かりやすく「翻訳」して読んでいたことが判明する。
「アレックス」を「レックス」に。馴染みの薄いメレンゲをホットケーキに。
厳格だと思い込んでいた父が、我が子のためにこっそり物語を書き換えていた。その事実に朔太郎が触れる表情。武田航平さん、ここの芝居が本当に繊細で、じわっと揺れる感じがたまらなかった。
そして特筆すべきは、その「翻訳」を一緒に解き明かすのが、翻訳者である久慈だという構図。久慈という存在が朔太郎の「現在」だけでなく「過去」までも肯定していく。父の記憶と久慈の職業がリンクする瞬間。
実家というプライベートの最深部に相手を招き入れて、家族の思い出や子ども時代の成績表まで見せ合う。精神的な距離が一気に縮まる感覚が、画面越しにこちらにまで伝染する。朔太郎が実家から持ち帰ったのは、絵本一冊だけ。「大事なものだけでいい」という言葉が、ゆくゆく二人の関係そのものを指し示す伏線に感じられてならない。
「俺のこと好きなくせに」――攻めの余裕が天井を突き破る
朔太郎のこのセリフ。キスしてやろうか?からの朔太郎のこのセリフ。
それを受けての久慈あの余裕。あの確信。キスで答えるあの確信。自分の感情に名前をつけることをまだ恐れている朔太郎に対して、久慈は「分かってるよ」と言わんばかりの態度で接する。嫌味じゃなく、追い詰めるでもなく、ただ静かに「お前の気持ちはとっくに見えてる」と示す。
しかもガツガツした執着じゃなく、大人の男の静かな確信に裏打ちされた執着。38歳の攻めにしか出せない色気が、渋谷謙人さんの佇まいと完全に合致していた。
対する朔太郎は否定しきれない。否定する言葉を持たない。そして物語のラスト、自分から口にする。
今夜は帰りたくない
第2話でも同じようなセリフがあったけれど、今回の「帰りたくない」は質が違う。流されてるんじゃない。選んでいる。自分の意思で久慈のそばにいたいと決めた男の言葉。「陥落受け」の真骨頂がここにある。タイトルの「萌芽」が、恋の芽生えそのものを指していたのだと痛感する。
朔太郎の母と「言えないこと」の重さ
さりげないけど見逃せない描写がひとつ。朔太郎はおそらく家族にカミングアウトしていない。母親の好美(朝加真由美)は、なんとなく気づいているような雰囲気がある。でも聞けない。息子も言えない。この「分かっているのに言語化できない親子の距離」が、大人BLならではのリアリティを生んでいる。
10代20代のBLだと、カミングアウトそのものがドラマの山場になりがちだけど、アラフォーの場合はもっと複雑。言わない選択肢を取り続けた年月の重み。そこに久慈の実家訪問が加わることで、「誰かと生きていくのか、ひとりで生きていくのか」という本作の根底テーマがじわじわと浮かび上がってくる。
第4話への期待
次回は久慈の兄・実(田中幸太朗)が登場。アメリカ在住のエリート兄に対して久慈が抱えるコンプレックス、そして父・義治(升毅)への想い。朔太郎サイドの過去が掘り下げられた第3話に対して、久慈サイドの家族模様が描かれるターン。
予告を見る限り、久慈兄の「優秀さ」が久慈にとっての呪いになっているっぽい。朔太郎の「完璧な朔太郎」問題と対になる構造。どちらも他者の期待という鎧に苦しんできた男同士だからこそ、互いの前でだけ素顔を晒せる。この対称性、作品の骨格として見事すぎる。
原作コミックスは既刊8巻、2026年6月に9巻が発売予定。ドラマをきっかけに原作を読み始めた人も多いと聞くけれど、ドラマはドラマで独自の良さがある。武田航平さんと渋谷謙人さんという実力派俳優二人の生身の芝居が乗ることで、原作の行間に流れていた感情が別の形で立ち上がる。
毎週月曜深夜、読売テレビ(ドラマDiVE枠)にて放送中。見逃し配信はTVerで。
第3話「萌芽」、文句なしに今クール最注目のBLドラマ回。来週の月曜が果てしなく遠い。
つづく
☔『 #スモークブルーの雨のち晴れ 』
— ドラマ『スモークブルーの雨のち晴れ』毎週月曜 深夜放送 (@dramaDiVEP_ytv) April 21, 2026
|◤第4話予告映像公開◢|
久慈の兄でアメリカ在住の実(#田中幸太朗)が
日本に一時帰国し、久慈家を訪れる。
互いにコンプレックスを抱える兄弟は距離を縮められないまま、
父への想いと家の記憶に向き合っていく―。
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏… pic.twitter.com/iLcEODSWCV
主題歌情報
OPENING 青木陽菜「最大幸福度」

ENDING CROWN HEAD「Black out」

放送・配信情報
視聴情報
読売テレビ・ドラマDiVE枠、2026年4月6日(月)深夜1時29分スタート。
TVerほかで見逃し配信あり。
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スモークブルーの雨のち晴れ 商品情報
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