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※本記事はドラマ「乙の恋愛」の内容を含むんでいます。ご注意ください!
内気な大学生のミンジュンは、人気者の同級生ジンファンに恋をするが、ジンファンの行動がきっかけで初恋は悲しい終わりを迎える。そして8年後、出版社で仕事人間と化して働くミンジュンの前に、海外帰りのジンファンが現れ同じ会社で働くことに!お互いが過去の傷となっている2人に、新たな未来はやってくるのか?恋愛で主導権を握れない“乙”な2人の8年越しの恋が動きだす。
乙の恋愛FODページより
今だに「乙」の意味がいまいちわかんない。
奥手ってことかな?
どーせ俺なんて
ってやつ?
そんな性格のミンジュンの大学時代の誤解からはじまるこの物語
最初、ジンファンのだめ男っぷりが
えっ?
おの二人の物語だよね?
えっ?
こんなクズとより戻し系?
って思ったら全然違ったって話。
ある意味いい感じに裏切りのあるドラマでした。
ってことで
レビューをどうぞ。
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— 華流・韓流・タイ【RakutenTV公式】 (@rakuten_asidra) May 25, 2025
韓国BLドラマ「乙の恋愛」
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乙の恋愛(原題:을의 연애/英題:Business as Usual)
はじめに:また韓国BLにやられた夜
8年越しの再会、職場での強制再会、誤解からの和解。BLジャンキーの好物しか出てこない韓ドラ『乙の恋愛』(原題:을의 연애、英題:Business as Usual)を一気観してしまった。
楽天TVで2025年4月から配信、その後FODでも独占見放題ということで、未見の同志諸君にも届きやすい環境が整いつつある作品。監督は『ハッピーメリーエンディング〜君にかけた魔法〜』のミン・チェヨン、原作は同名ウェブ小説。全7話(本編6話+スペシャル1話)、各話20〜30分の濃縮タイプ。一話あたりが短いのに、刺してくる情報量が異常。
主演はチェ・ジンファン役にソン・スンハ、キム・ミンジュン役にチェ・ジョンヒョク。この二人の温度差が、まあ罪深い。
「乙(オツ)」というタイトルが秀逸すぎる件
韓国語で「甲乙」の「乙」は、契約上の弱い立場を指す表現。恋愛における主導権を握れず、いつも相手の顔色を伺ってしまう側のこと。日本でいう「重い側」「沼に落ちた側」に近い感覚。
本作の主人公キム・ミンジュンは、まさにこの「乙体質」。大学時代、人気者で華のあるチェ・ジンファンに片想いした彼は、自分から好きと言うことすらできず、ただ振り回されるだけ。そして、ある誤解をきっかけに連絡先を変え、ジンファンの前から姿を消すという荒業。
それから8年。出版社で編集者として働く彼の前に、新しいデザイナーとして現れたのが、よりによってあのチェ・ジンファン。地獄の再会、開幕。
第1〜2話:「俺の猫にならないか?」という呪いの一言
回想シーンで描かれる大学時代のジンファンの悪魔的セリフ。
「お前が俺の猫になるのはどうだ?……いじめるのが楽しくて。お前が縮こまってるのも可愛いし」
冗談めかした言い方ながら、当時の二人の関係性を完璧に象徴する一撃。強者と弱者、いじる側といじられる側、追う側と追われる側。BL構文として完成度が高すぎて拍手したくなるレベル。ミンジュンのモノローグもまた切ない。
「俺の初恋はこうして終わった。あの野郎にだけは、義理なんて守りたくなかった」
この恨み節、わかる。わかるぞミンジュン。初恋拗らせ系受け、最高の素材。
ジンファンは遊びでミンジュンと付き合っていて、、、他に男もいた。。。と言う展開。
まーそれはある意味誤解だったわけだが。。。
8年後の再会シーンでジンファンが放つ「8年ぶりだね。一つも変わってない」の余裕綽々スマイル。動揺を隠せないミンジュンとの対比が見事すぎて、初手から心拍数爆上がり。
職権乱用ムーブ大全:ジンファンという男の所業
ここからが本作最大の見どころ。執着攻め愛好家にとっての聖典。
編集長から「なぜうちの出版社を選んだのか」と問われた際、ジンファンの返答が以下。
「ここで会いたい人がいたんです」
留学帰りの有能デザイナーという肩書きを引っ提げて、ミンジュンの職場にピンポイントで潜り込むという完全犯罪。社会的地位をカードに切って「仕事のパートナー」という逃げ場のないポジションを確保する手腕、もはやストーカーの域。それを「萌え」として消費させてしまうのが、執着攻めというジャンルのずるさ。
業務連絡を装ったメッセージ攻勢も秀逸。
「(メッセンジャーを)確認して。業務関連だから。すぐ会おう」
開いてみれば「うちの会社は人をこき使いすぎだ」という個人的関心事。番号交換も「業務上必要だから」で強制執行。真面目な編集者という属性を逆手に取られたミンジュン、完全に詰み。
極めつけが、残業中の抜き打ち登場シーン。グループチャットの既読スルーを口実に夜のオフィスへ突撃。
「グループチャットでお前だけ返事がないから。……さあ、行こう。今本部長と飯食べたいか?」
「嫌な上司と飯食うか、俺と行くか」の二択を迫る話術、完全に主導権マスター。連れて行かれた先が定食屋ではなくジンファン行きつけのワインバーという演出、悪辣すぎて感心するばかり。
第3〜4話:8年越しの誤解、まさかのすれ違い系
物語の核心。飲み会後にミンジュンが積年の恨みをぶつけるシーン、感情の堰が切れる瞬間が圧巻。
「俺を好きだったことはあるのか?……なんであの時、急に番号を変えて潜水(音信不通)したんだって? お前のせいで俺がどれだけ……」
ジンファンの返答が炸裂。
「俺たちは付き合ってるんだと思ってた。言葉にするのは照れくさかったけど、キスしただろ。俺はそれが付き合ってるってことだと思ってたんだ」
ここで全視聴者が頭を抱える展開。キスした=付き合ってるという独自理論、ジンファン側の「言葉が足りなさすぎる攻め」っぷり。一方ミンジュンは親友のウヒョクを浮気相手と誤認していたが、実際のウヒョクはガチの応援団長で、ジンファンが恋愛相談していた唯一の友人だったという真相。
すれ違いの構造が美しすぎる。どっちも悪くない、けどどっちも言葉が足りなかった。8年という歳月の重さ、ここで一気にのしかかる演出。
第5〜6話:「乙」からの脱却、対等な恋愛の始動
逃げていたのは自分の方だったと気づくミンジュン。その姿に向けて、ジンファンが放つ告白が直球すぎる名言。
「好きすぎて怖かったんだろ。俺もそうだった。……キム・ミンジュン、俺と付き合おう」
8年分の余裕がこの一言に集約。そしてミンジュン側の応答もまた、傑作。
「俺たちはまた喧嘩するし、疲弊するだろう。ボロボロになるかもしれない。……それでも、お前が好きでたまらない。だから、行かないでくれ」
「行かないでくれ」の破壊力。8年前、自ら去った男が、今度は「行かないで」と縋る構図。受けの成長と過去の清算が同時に成立する神シーン。腐男子的に泣いた。普通に泣いた。
第7話:1周年記念回が「現実」を直視させてくる件
ハッピーエンドで終わらせない脚本、信頼度が高い。晴れて恋人になった二人だが、同棲問題と経済格差というリアルな壁が立ちはだかる。
経済的に余裕のあるジンファンが「俺の家に来ればいい」と提案するも、苦労人のミンジュンには無神経に響く。喧嘩。だがジンファンの台詞が、ここで効いてくる。
「恋人なんだから、愚痴を言ってもいい。でも、君がいつも『終わり』を考えているようで寂しいんだ。……俺と別れたくないからこそ、考えすぎてしまうんだろ?」
「乙」体質は、恋人になっても完全には消えない。相手の顔色を伺ってしまう癖、別れを先回りして防衛してしまう癖。タイトル『乙の恋愛』の本当の意味は、ここで回収。乙な習性ごと愛してくれる相手と、自分たちだけのマニュアルを作っていくこと。それが、本作の出した答え。
BL視点での総評:何が刺さるのか
執着攻め×トラウマ受けの再会ものという王道構図ながら、「言葉が足りない攻め」が「独りよがりな愛情」を抱えていたという視点の入れ替えが秀逸。ジンファンが「俺が悪かった」と素直に認め、対等になろうと努力する過程に、攻めの成長物語としての厚みあり。
ソン・スンハの色気と余裕、チェ・ジョンヒョクの繊細な揺らぎ。配役の妙。各話20〜30分というコンパクトさで詰め込まれた感情の振れ幅、コスパが異常。
韓国BLというジャンルが一段階レベルアップしたことを実感させる一本。再会もの好き、執着攻め好き、すれ違い系好き、オフィスラブ好き、そのいずれかに該当するなら、視聴必須。
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— 華流・韓流・タイ【RakutenTV公式】 (@rakuten_asidra) May 15, 2025
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視聴情報まとめ
楽天TVおよびFODプレミアムで配信中(2026年5月時点)。各話短めなので、休日の昼下がりに一気観推奨。観終わった後、しばらくジンファンのワインバー連行シーンを脳内リピートする副作用については自己責任で。
BL沼へようこそ。
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