「好き」の先にある現実と、愛おしい日常を丁寧に紡ぐ物語「普通の恋愛」。古川雄輝 ✕ 長野凌大(原因は自分にある。)W主演で今夏、実写ドラマ化。
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※本記事はドラマ「普通の恋愛」第1話の内容を含むんでいます。ご注意ください!
上司と部下の関係である36歳の文原一良(ふみはら いちろう)と24歳の東慶伊(ひがし けい)は、実は密かに付き合っている。映画館での偶然の出会いをきっかけに、趣味の合う友人となったふたり。ある日、同性愛を描いた映画を観た帰りの居酒屋で、一良は酒の勢いを借りて自身が同性愛者であることを告白する。拒絶される覚悟の一良だったが、慶伊は真っ直ぐにその思いを受け入れ、ふたりは付き合うことに。
しかし、交際から1年経とうとする今も、ふたりはキスすらしたことがない。一良は男性と付き合うのが初めての慶伊に、決して無理をさせたくなかったのだ。「なぜ、12歳も年上で、さらに同性の自分が付き合えるのか」「本当に恋人として自分のことを好きなのか」と思い詰める一良。行きつけの店のママ・サチコから背中を押された一良は、交際1年の記念日、ついに慶伊に、その本心を確かめようとするが……。
普通の恋愛ホームページより
普通ってどうゆうこと?
って思ったけど、なるほどなるほど。
ノンケだったわけか?
で?
1年も?
手をつけずに・・・?
一良さん、、、どんだけ我慢強いん?
どんだけ過去の恋愛が壮絶だったん?
そんなに慎重になるぐらいだったん?
ゲイバーのシーンが超良かったんだけど
あれ、アドリブ多めだよね?感。
ママさんキャラとっても好きでした!
ゲイバーの毒舌ママ
でも素では心配してる優しいママ
好きです。
ってことでレビューをどうぞ!
#古川雄輝 × #長野凌大 が紡ぐ、
— ザテレビジョン (@thetvjp) July 1, 2026
恋を諦めた上司と恋を知らない部下の
繊細で優しい物語
「本当に俺のこと恋人として好きなの?」
<#普通の恋愛>
▼記事の続きはこちら【写真6枚】https://t.co/6HqwL9PeLP#原因は自分にある。 @cbc_dramatrip pic.twitter.com/NYhmDTufcj
普通の恋愛 #1「普通って何?」
古川雄輝×長野凌大のW主演で始まったBLドラマ「普通の恋愛」。原作は直正也さんの人気電子コミック(ナンバーナイン)。第1話のサブタイトルは「普通って何?」。この一言、初回にして作品の核を突いてくる剛速球。ノンケ×ゲイの王道設定に、じっくり丁寧なプラトニック展開を乗せてきた、実に沁みる滑り出し。
まずは登場人物のおさらい
主人公は36歳の会社員・文原一良(ふみはら いちろう/古川雄輝)。過去の恋愛でしっかり傷を負い、恋を半ば諦めていたゲイ。そこに現れるのが、12歳下の部下・東慶伊(ひがし けい/長野凌大)。淡々として頭のキレる後輩、けれど内側には不器用な優しさを抱えたタイプ。この二人が職場では先輩・後輩の顔をしつつ、裏では秘密の交際中、という構図。
古川雄輝の抑えた芝居がとにかく効いていて、一良の「幸せなのに不安」という矛盾がにじみ出る表情。長野凌大の慶伊は、掴めそうで掴めない透明感。演者の相性が良すぎて、初回から画面がしっとり湿度高め。
シーン1・仕事帰りの手繋ぎイチャつきに悶絶
会社では普通の先輩後輩。慶伊は同僚女性から「可愛い」「アイドルに似てる」と評判のモテ男。そんな彼が、死角でだけ一良に見せる甘い顔。
一良「人が来たら離すだぞ」 慶伊「承知しました」
この短いやり取りだけで、二人が秘密の関係をちょっと楽しんでいる空気が伝わってくる巧さ。社内恋愛×同性という二重の秘め事。バレたら終わりのスリルと、それでも近づきたい引力。腐男子的にはもう優勝案件。仕事帰りの夜の道での手繋ぎイチャは信用できる、というのが持論。
シーン2・行きつけのゲイバーでの恋バナと馴れ初め回想
一良が通うゲイバーで、店の仲間たちに交際を報告するくだり。ここで馴れ初めが回想として挿入されるのだけど、これがまた良い。
きっかけは映画。好きな映画が一緒で、同性愛をテーマにした作品を一緒に観たあと、一良が探りを入れる場面。
もし友達がゲイだったら引かない?
引かないっすよ。個人の恋愛に他人の俺が引くっておかしいじゃないですか
このセリフ、慶伊という人間の芯を提示してくれてる。偏見ゼロ、フラットで誠実。押しつけがましくもなく、ただ当たり前のことを当たり前に言うだけ。一良が惹かれた理由が、視聴者にもストンと落ちる設計。惚れる。分かる。
ところが交際1年になろうかというのに、二人はキスすら未経験。店の仲間たちからは「中学生じゃないんだから」「パパ活気分なんじゃないの」と容赦のないツッコミ。笑いを挟みつつ、一良の本音がこぼれる。
あいつが俺のどこを好きになったのか、なんで付き合ってるのか分からないのが不安なんです
肉体関係の有無そのものより、慶伊の真意が読めない切実さ。ここが本作の巧いところ。「手を出されない=本気じゃないのでは」という思考のループ。恋愛経験で傷を負った人ほど陥りがちな不安の形を、変に美化せず描いてくる誠実さ。
シーン3・1周年記念日、別れを覚悟の本心
自宅での1周年記念日。慶伊が予約して用意したケーキでお祝い。料理中に砂糖と塩を間違えるお茶目な一面も見せる一良。そんな一良の心は晴れない。溜め込んだ不安が、ついに決壊。
東は普通の恋愛だってできるのに、世間では今でも俺たちみたいな関係を気持ち悪いって思う人たちだっている。
俺はいいよ。(中略)でも東は違うでしょ。
東は本当に俺のこと恋人として好きなの?
もしそうじゃないなら、俺たち別れた方がいいと思う
タイトル「普通の恋愛」がここで炸裂。「普通(=異性愛)ができるはずの相手」への劣等感。自分がゲイであることは割り切れても、相手に苦労を背負わせたくないという自己犠牲。一良の愛が深いほど、身を引こうとする矛盾。愛ゆえの別れ話ほど残酷なものはなし。
世間の目、「普通」という枠。そこから抜け出して、自分たち自身の気持ちを掴み直す瞬間は?訪れるのだろうか?
BL視点の考察・「普通」という名の呪縛
本作の白眉は、「普通」という言葉の使い方。異性愛が「普通」で、自分たちはそこから外れている──そう思い込んでしまう一良の自己肯定感の低さが、リアルすぎて刺さる。愛されているのに信じきれない苦しさ。これはBLの枠を超えて、恋愛全般の普遍的なテーマ。
そして「プラトニックな1年」という設定の秀逸さ。物理的な進展のなさを、一良は不安の種として受け取る。けれど視聴者からすれば、慶伊がいかに一良を大切に、慎重に扱っているかは明白。この盛大なすれ違い。読み手だけが真実を知っている構図こそ、じれったさの醍醐味。
もうひとつ効いているのが、ゲイバーでの仲間たちの存在。毒舌を飛ばしつつ、心の底では一良を本気で心配するコミュニティ。「もう傷ついて欲しくない」という言葉の温度。秘密の恋の孤独を、彼らの存在がそっと和らげる。この温かさが作品全体のトーンを支える屋台骨。
総括・第2話への期待値、爆上がり
初回にして、テーマ提示・キャラ確立・感情のクライマックスまで一気通貫。派手さより丁寧さで勝負するタイプの良作。慶伊の「激重の愛」がいつ、どう明かされるのか。一良が「東の隣を胸張って歩く」ところまで本当に到達できるのか。次回への引きが完璧。
BL好きの端くれとして断言。「普通の恋愛」、追う価値あり。次週も定時退社して正座待機の構え。
つづく
古川雄輝×ゲンジブ・長野凌大
— TVガイドWeb【公式】 (@TVGweb) July 1, 2026
「普通の恋愛」インタビュー【後編】
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長野にとって大先輩・古川は
“キスシーンの師匠”⁉
2人の”普通”を深掘りする3択質問も💭
「料理は目分量でなんとなく」
「メンバーといる時は素」https://t.co/tAZDLAkTik#普通の恋愛 pic.twitter.com/oQGsGk1Sxv
主題歌情報
主題歌も発表済み。オープニングはVOKSY DAYS(SDR)の「Blooming」、エンディングはふたりはメリーバッドエンド(SDR)の「ひるほし」。タイトルからして物語の余韻を増幅させる気満々。
放送・配信スケジュール
腐女子・腐男子諸君、録画予約の準備。放送局ごとに日時がバラけているので注意。
- CBCテレビ:7月2日(木)深夜0時58分~、毎週木曜
- MBS:7月2日(木)深夜2時29分~、毎週木曜
- BS朝日:7月6日(月)午後10時54分~、毎週月曜
- TOKYO MX:7月10日(金)深夜2時~、毎週金曜
配信はTVerにて。放送終了後の期間限定無料配信あり。さらに6月29日(月)よる10時54分からBS朝日で「直前スペシャル」の放送も決定済み。本編前に予習しておきたい人は要チェック。FODでも配信予定。
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