浅原ナオト(「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」)の傑作小説がテレビドラマ化
“理想の同性カップル”伊藤健太郎×寛一郎 W主演その2人を追うディレクター鳴海唯 準主演
世界を変えたい僕。ただ隣にいたい俺。
2人の嘘と本音が交錯する100日間の記録を描いた物語
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※本記事はドラマ「100日後に別れる僕と彼」第4話の内容を含むんでいます。ご注意ください!
樹(寛一郎)が山田(山田健人)の家に泊まっていることを知った志穂(鳴海唯)は、過度に出演者と近づく山田の行動を非難する。しかし、日出(竹中直人)から、樹の自然な姿を撮るための作戦だったと諭され、複雑な思いを抱える志穂。その後、折り返し地点となる取材で佑馬(伊藤健太郎)の実家を訪れた志穂ら。カメラの前で「理想のカップル」として振る舞い、周囲を騙し続けることに限界を迎えた樹は 、再び佑馬とぶつかってしまい…。一方、仕事のコンペを勝ち取った佑馬は久保田(工藤阿須加)、志穂、山田と祝杯をあげることに。泥酔した佑馬は志穂たちに支えられながら自宅マンションへ帰宅するも、そこに待ち受けていたのは衝撃的な光景で――。
100日後に別れる僕と彼ホームページより
これって全何話なんだろう?
もぅ毎回暗すぎるんだけど・・・
だんだん辛くなるんだけど・・・
そもそもさ、ドキュメンタリーのために別れてんのに恋人のフリし続けるって無理があんだよ。
佑馬はさ、復縁したい気バリバリやねんけど
樹はさ、冷めまくりじゃん。復縁なんて無理なのムンムンにだしてんのに
無理があるよ
佑馬の実家のシーンなんて
痛くて痛くてみてらんねー
樹もそりゃタガが外れるわさ
他の男と寝るわさ
寝たってね、もう別れてんだもん感系ないよね
映像クルーの人たちもさ、
あーーー社会の黒いところがつらいよね。
で、
最後これどーなんの?
ってことでレビューは以下よりどうぞ!
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世界を変えたい僕。ただ隣にいたい俺。
2人の嘘と本音が交錯する100日間の記録を描いた物語📹°˖✧
第4話「壊れていく“理想”」#鳴海唯#ドラマ100彼 @dramaism2_mbs… pic.twitter.com/KFvIsSQA6p
100日後に別れる僕と彼 第4話 壊れていく“理想”
MBS/TBSドラマイズム『100日後に別れる僕と彼』第4話。伊藤健太郎×寛一郎のW主演、原作は浅原ナオト先生(『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の人)。今回はね、甘い同棲ラブコメを期待して観たら胸ぐら掴まれるタイプのエピソード。サブタイトルからして「壊れていく“理想”」。不穏。
ということで、第4話の見どころとBL目線の感想、いってみよう。
第4話のざっくりあらすじ
物語の軸は、すでに破局している春日佑馬(伊藤健太郎)と長谷川樹(寛一郎)が、ドキュメンタリーの企画上「理想の同性カップル」を演じ続けているという設定。偽装カップルもの、BL的には大好物の入口。
第4話では、樹が山田(山田健人)の家に泊まっていた件で、ディレクターの茅野志穂(鳴海唯)が「出演者に近づきすぎ」と山田を非難。けれど上司の日出(竹中直人)から「樹の自然な姿を撮るための作戦」と諭され、志穂はモヤモヤを抱える。取材は折り返し地点へ。佑馬の実家まで踏み込んでいく。
そして爆発するのが樹。カメラの前で延々と消費され続ける日々に耐えきれず、限界突破。一方の佑馬は仕事のコンペで勝利、祝杯ムードからの——という展開。
見どころ1:佑馬を襲う「マイクロアグレッション」のリアルさ
コンペで勝った佑馬。なのに周囲の称賛が「ゲイだから女性を主体的に描けた」「性的マイノリティとしての感性が生きてる」。能力じゃなくて属性で評価される、あのジワジワくるやつ。悪気ゼロの褒め言葉に潜む偏見。
特別視しろという要求と特別視するなという要求が混在してるように覚えるんです。そんなのって戸惑います。
この台詞、刺さる人にはぶっ刺さるはず。クオータ制とか「多様性枠」へのモヤモヤを、説教くさくなくサラッと言語化。ただのラブストーリーで終わらせない社会派な手つき、さすが浅原ナオト原作。
見どころ2:「ゲイ」と「女性」、マイノリティ同士の共鳴
佑馬が痛切に訴える。
一人の人間として向き合ってほしい
と。それを受けた志穂が
私だって女じゃなくて人間として扱われたいって思うことある
とタクシーの中で返す場面。
「ゲイ」と「女性」、属性は違えど、社会のラベリングに対する抵抗という一点で重なる二人。志穂が「人間として撮ったドキュメンタリーを作る」と約束する流れは、本作の核心ともいえる連帯。
見どころ3:「人のセックスに萌えんじゃねえよ」——今話最大の衝撃
そして来た、樹の限界突破。カメラの前で消費されることに耐えかねて、ぶちまける。
男同士がくっついてんの見るのを好きな奴らが
男同士がくっついてるから持ち上げたんだよ。
どっちが入れる方とか入れられる方とか騒いじゃってさ。
人のセックスに萌えんじゃねえよ。
……はい、正座。
これさ、画面のこっち側、つまりBLを娯楽として消費してる視聴者にまで刃が向いてる台詞。受け攻めがどうとか、二次創作でワイワイやってる、まさにあの感覚。それを当事者の口から「萌えんじゃねえよ」と返される構造。メタ的なアンチテーゼとして強烈すぎる。観てて一瞬、自分の楽しみ方を点検させられるような居心地の悪さ。だからこそ価値のあるシーン。
見どころ4:撮る側・志穂の自省と再起
樹が姿を消し、企画が頓挫しかける。志穂は先輩の尚美(野村麻純)に弱音を吐く。けれど対話の中で気づく。自分は「理解する側」に立ってるつもりで、相手の本当の苦しみを知ろうとしていなかった、と。
今うまく行ってないのは自分のことばかり考えて相手のことを知ろうとしなかった報いが来ただけ。
メディアの傲慢さに対する反省。「撮る/撮られる」の非対称性に切り込むこの自省が、物語を恋愛ドラマから「他者理解」のドラマへ押し上げる。
BL目線の感想:偽装恋人ものの皮をかぶった、社会派の刃
率直に言って、第4話はBL作品としてかなり挑戦的。だって「偽装カップル」というBL王道の甘い設定を入口にしながら、その先で描かれるのが「男同士の恋愛をエンタメとして消費する周囲の目」への当事者の拒絶。BL的消費そのものへのカウンター。攻めてる。
樹と佑馬の関係は、いったん「ビジネスの破綻」という形で完全決裂。甘いシーンはほぼ皆無。でもね、腐男子として逆に燃えるのはここから。作られた設定も属性のラベルも全部剥ぎ取られた「生身の人間」同士として、二人がどう再構築していくのか。土台がゼロどころかマイナスになった今だからこそ、積み上がる関係に意味が出る。
そして次回の予告、樹の呟き。「噛み合えば理想のカップルになったかもな。噛み合わなかったけど」。
二人の間に確かにある引力と相性の良さをポロッと示唆しつつ、今は噛み合ってない現実も突きつける絶妙さ。絶望的な状況なのに、BLファンとしては「ここから始まる本当の恋」への期待がムクムク膨らむ、完璧な余韻。
傷ついた佑馬の心に、これからどう寄り添っていくのか。次回が気になりすぎる。設定の上に乗っかった関係が崩れて、ようやく本音と本音がぶつかる地点まで来た感じ。ここからが本番。
まとめ
第4話「壊れていく“理想”」は、甘さよりも痛みにフォーカスした骨太なエピソード。マイクロアグレッション、属性消費、メディアの傲慢さ——重いテーマを抱えつつも、説教にならず一人ひとりの人間ドラマとして成立させてる手腕がお見事。「人のセックスに萌えんじゃねえよ」の一撃で、BLの楽しみ方ごと揺さぶられる稀有な回。次回、剥き出しになった二人の再構築から目が離せない。
放送はMBS/TBSドラマイズム枠、見逃し配信はTVerにて。まだ追えてない人、第4話だけでも観る価値あり。
つづく
『#100日後に別れる僕と彼』
— 100日後に別れる僕と彼【ドラマイズム公式】 (@dramaism2_mbs) June 17, 2026
第5話6月23日(火)放送
MBS24:59~/TBS25:26~ほか
⋱第5話予告解禁⋰
『本当の"君”を探す』
(1〜4話配信中)https://t.co/ATgWBZINVI
https://t.co/qbYPKeU3NY#伊藤健太郎 #寛一郎 #鳴海唯 pic.twitter.com/QhviKfP0Bl
放送情報・配信情報まとめ
放送開始は2026年5月26日(火)。MBSでは深夜0:59〜、TBSでは深夜1:28〜。いずれも火曜深夜(暦上は水曜未明)の放送。CBCテレビ、RKB毎日放送、北海道放送でもネット放送あり。
見逃し配信はTVerとMBS動画イズムで無料視聴可能。見放題の独占配信はFODが担当。リアルタイムで観られない場合でも追いかけやすい体制。
原作小説は角川文庫版が2025年5月に刊行済み。ドラマ放送前に読んでおくと、映像化での変更点や演出の意図がより鮮明に浮かび上がるはず。
100日後に別れる僕と彼 商品情報
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